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トッキー
2022.4.20 13:26新刊情報

『コロナ論5』医者としての視点から感想

公論サポーター・メーリスから
『コロナ論5』の感想
ご紹介です!

 

コロナ論シリーズ『コロナ論5』読了しました。
医者としての視点から感想を述べさせていただきます。
まず、本当にふがいなくて申し訳ございません。別に医者集団を代表してるつもりはないのですが、本心は土下座したい気分です。医療の素人だったよしりん先生に、これほどえぐられるまでにアホさ、人間としての未熟さをさらけ出した集団に属する一人として,恥を感じております。

コロナ論5は本当にシリーズの完結版ですね。1巻から5巻までの月日を重ねるごとに、コロナ、マスク、そしてワクチンのデータは着実にアップデートされ(一方、一般の方より専門的知識は持って生かせるはずの医者は、ほぼ知識を仕入れることすらしないままですが)、重要なポイントの記載はますます研ぎ澄まされています。そして、文章だけだと響きにくい医学的内容と、真の弱者と子供達を想う怒りとギャグ(存在そのものがギャグと化した人々もいますが(笑))が、直観に訴える漫画とともに描かれ、思考を司る場所にも、感情を司る場所にも、脳の隅々まで入ってくるようでした。

これまでのコロナ論シリーズもそうであったように、医療産業体の絶好のカモとなった現代日本人の幼稚な死生観・生命観がますます浮き彫りにされていますが、今回はコロナ禍の劇場となった医療界の問題の核心へと踏み込んでくれています。特に「製薬会社の闇1、2」は、職業倫理の教科書として,医療に携わる者は学生のうちに読んでおくべき章です。現在は以前ほどあからさまでなく巧妙になっていますが、描かれた医者と製薬会社の共依存・馴れ合いは、ステマ的広告を含め、外から見えにくい部分も含めて正確に鋭く描かれています。この製薬会社の闇は、日本の医療全体を覆う「闇=病み」そのものです。これらの章に対してはTwitterでは読解力の乏しい食えないイクラ(医クラ)たちが、本質からズレた反論をしていました。しかし、この2年間、少しでも自分の身を置く環境に何かしらの違和感を抱いてきた良心ある医療者にとっては、これらの章を含むコロナ論5を読むことで、
「自分がこれまで長く患者さんに行ってきた医療は本当に正しかったのだろうか?」、
「自分は生命至上主義のもとで”うまく作られた尊敬”の上に胡坐をかいただけのぼったくりじゃなかったのか?」
と、自らの存在意義を問うてしまうほどの深くつらい衝撃に襲われるでしょう。戦争論がサヨク的思考の日本人を襲ったときの衝撃と同様かもしれません。コロナ論5をもとに、いまや「国民病となったコロナ脳」から脱する医療関係者が一人でも増え,空気を動かしていくことを強く期待します。

コロナ禍では、なんだかんだいって大好きな日本に幻滅することも多かったです。しかし、よしりん先生の思想のダイナミズムを、コロナ論シリーズを通じて追体験できたのは、まさにゴーマニズム宣言の真骨頂だと思いました。必ずそのバランス棒の確かさは証明されると思ってましたけどね(古くからの読者の皆さんと同じ感想のはずです)。

どうぞお体にお気をつけて、これからも傑作を繰り出してください。
(ukiさん)

 


 

医者が何も勉強していなくて、
ウイルスや免疫に関する知識も
持っていないというのは
驚愕の事実です。
医師会の中川とか尾﨑とか尾身茂なんかも、
『コロナ論5』のレベルには全く到達
していないのは、もう間違いありません。

心ある医療者は全員読むべし!
日本の医療が再生するか否かは、
素直にこの本を手に取れる医療者が
どれだけいるかで測れると言っていいでしょう!

『コロナ論5』の広告、今日は産経新聞に載りました!
ゼレンスキー大統領と並んでるのが、なんかイイ。

トッキー

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